投資を始めると必ず出てくる「オルカンにする?S&P500にする?」問題。
どっちが正解なのか、調べれば調べるほど分からなくなる…私はまさにそんな初心者でした。
でも結局選んだのは「オルカン」。
理由は、ちゃんと勉強したからじゃなくて、「考えたくなかったから」。
今回は、そんな“ビビリでズボラな私”がどうしてオルカンを選んだのかをゆるく書いていきます。
S&P500?オルカン?初心者にはどっちが正解かわからない
投資について調べはじめたばかりの頃、必ずと言っていいほど出てくるのが「オルカンか?S&P500か?」問題。
いろんな人が「私はこうしたよ」って言ってるけど、初心者には正直どっちがいいのかさっぱり…。
私も、何日も悩んでYouTubeを見ては混乱してました。
調べるほどに混乱
過去のリターンを見るとS&P500の方が成績は良さそう。でも「アメリカが最強」と信じられるほど詳しくもなくて…。
10年後、20年後もアメリカ一強なのかな?知識がなくて私には予想すらできない。
どちらも「右肩上がり」なら、決め手がない
どっちも人気だし、「積み立てておけば勝てる」とも言われる。
じゃあ、何を基準に選べばいいの?と、ずっと悩んでいました。
「半分ずつにしてる」って人も多いし、結局どっちでも正解なんだろうなってわかってはいたけど、いざ買い始めたら戻れない気がするという怖さで、なかなか決めきれませんでした。
でも今思えば、とりあえず半分ずつ買っておいて、あとからどっちかに絞るでも良かった。
1ヶ月でも2ヶ月でも早く始めておけばよかったなって思います。
だって私が一番安く買えていたのは、はじめて買ったあの月だったから。
私は“考えたくない”からオルカンを選んだ
私がオルカンに決めた理由は、シンプルに「考えたくないから」でした。
投資のことばっかり考えて生きていくの無理だし、かといってお金は増やしたい。

「投資で悩まない」って、私にはすごく大事なポイントでした。
ニュースも世界情勢も追いたくない
投資を始めたら、経済ニュースや世界情勢に敏感にならなきゃいけないのかな?
そう思っただけで、もうめんどくさい。無理。
アメリカの雇用統計とか、日経平均の値動きに一喜一憂する生活なんてしたくないし、
戦争が始まったから金を買え、大統領が変わったから銘柄を乗り換えろ、とか…。
そういうの追いかけ出したら、なんかギャンブルっぽくて違う気がした。
私は、お金は増やしたいけど、投資のことで頭がいっぱいになるのはイヤだった。
だからこそ、「ほったらかしでいい」って言われるオルカンがちょうどよかったのかもしれない。
一生アメリカが最強かどうか、私には分からない
これからもずっとS&P500が勝つかもしれないし、違うかもしれない。未来のことは分からない。80点が取れればいい。だから全世界にまるっと分散されたオルカンにしました。
バブルの頃にイケイケだった日本が低迷し続けたのもオルカンに気持ちが傾いた理由のひとつです。
「自分の性格に合った投資先」って大事かも



今では「オルカンにして本当によかった」と思ってます。
選んだ理由はあやふやだったかもしれないけど、結果的に自分に合ってたんだと思う。
焦らず、勉強せず、続けられる投資法って人それぞれだよね。
気にしなくていいのが心地よい
オルカンにしてから、株価のニュースを見る頻度がグッと減りました。理由は「どうせ変えられないから」。考えても私の力で変えられないことで悩んでもムダ!
15年以上続けるって決めたから株価のチェックもこまめにするのは辞めました。SNSが暴落だー!って騒いでいても、なるべく見ないように。だって、辞めないって決めたから。
勉強しなくてもいい、が最強だった
私みたいなズボラには「置いておくだけでいい」が最高。もし投資を続けていくために必要なのが「続けやすさ」なら、オルカンは最適だったのかも。
まとめ|迷うならオルカン。悩まないのが続けるコツ
投資って、正解はひとつじゃない。
たぶんどっちを選んでも「長く続ければ勝てる」ってことなんだと思う。
私はオルカンを選んだ。
理由は、カンタンで、ほったらかせるから。それだけ。
勉強はしてない。けど、投資を始めたら
日経平均やドル円がなんとなく気になるようになったし、
昔は知らなかった“世界の経済”が、ちょっとだけ身近になった。
増えたのはお金だけじゃなくて、「見る目」もだったのかもしれない。
ビビりな私でも、少しずつ変われてる。そんな気がしてる。